つのおブログ

2014年10月29日 水曜日

人工甘味料をとり過ぎると糖尿病になる!?人工甘味料と血糖値について

人工甘味料が糖を分解できないグルコース不耐症と代謝性疾患(代謝異常)を起こすのは、腸内細菌の構成と機能を変化させるためだということがイスラエルの研究で分かりました。

グルコース不耐症は、食事に含まれる大量の糖質を適切に処理できない状態で、メタボリック症候群や糖尿病への第1歩と言われています。

研究チームは、人工甘味料がグルコース代謝に直接的な影響を及ぼすことを明らかにしました。
3種類の一般的な人工甘味料をマウスに与えたところ、グルコース不耐症が発現することを発見しました。
対照実験として砂糖を含んだ場合よりもグルコース不耐症が発現が強いことが分かりました。
マウスの種類を変え、人工甘味料の種類をかえても結果は同じでした。

これらの現象は腸内細菌が人工甘味料に反応して起こるのではないかと考え、検証しました。
抗生物質を投与してマウスの腸内細菌を一掃したところ、グルコース不耐症がなくなり、不耐症マウスの腸内細菌を移植したところ、再びグルコース不耐症が発現するようになりました。

また、ヒトでも同様のことが起きるのか調べました。
個別化栄養プロジェクトのデータを用いて栄養と腸内細菌の関係を調べました。
結果、自己申告により人工甘味料の使用量と腸内細菌叢の構成、そしてグルコース不耐症の発現に関連がみられました。

次に人工甘味料を1週間飲んだ時の血糖値と腸内細菌の構成を調べました。
多くの参加者が、わずか1週間の人工甘味料の使用でグルコース不耐症の兆候が現れました。
不耐症を導く原因は、細菌が人工甘味料によって炎症を促進する物質を生産するのではないかと考えられています。

Artificial sweeteners induce glucose intolerance by altering the gut microbiota.
(Nature. 2014 Oct 9;514(7521):181-6. doi: 10.1038/nature13793. Epub 2014 Sep 17.)
http://goo.gl/v16Yfx(英語サイトへ飛びます。)


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2014年10月14日 火曜日

ビタミンDが喘息に効果的!?

ワシントン大学の研究により、喘息とビタミンDに関係があることが分かりました。
アメリカに住む軽~中度の喘息患者408名に対して試験を行なったところ、
全員がビタミンD欠乏症(20ng/ml未満)であることが分かりました。
(被験者の血中ビタミンD濃度の平均は18ng/ml)

喘息患者を2つのグループに分けてビタミンDサプリメントとプラセボを服用してもらいました。
ビタミンDサプリメントのグループは、初回のみ10万IU、その後は毎日4,000IUを投与しました。

結果、(1)さらに投薬が必要となる率、(2)喘息の発作回数、
(3)緊急治療が必要となる頻度、以上3点において両グループで違いは見られず、
患者の生活の質(アンケート回答に基づく)も改善していませんでした。

しかし、吸収ステロイド薬の必要量に関しては、ビタミンDを服用したグループで
有意に減少している
ことが分かりました。
両グループの参加者の症状と相談しながら吸入ステロイド薬の使用量を
徐々に減らしていったところ、研究期間が終了する28週間後の時点で、
ビタミンDのグループではステロイドを111mg/日まで減らせたのにたいして、
プラセボのグループでは126mg/日までしか減らせませんでした。

吸入ステロイド薬の副作用(体重増加や糖尿病、高血圧などのリスク)を減らす観点から見ると、
意味のあるデータです。

Effect of vitamin D3 on asthma treatment failures in adults with symptomatic asthma and lower vitamin D levels: the VIDA randomized clinical trial.
(JAMA. 2014 May;311(20):2083-91. doi: 10.1001/jama.2014.5052.)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/
?term=Effect+of+Vitamin+D3+on+
Asthma+Treatment+Failures+in+
Adults+With+Symptomatic+Asthma+
and+Lower+Vitamin+D+Levels%3A+
The+VIDA+Randomized+Clinical+Trial


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2014年10月 3日 金曜日

認知機能(記憶力)改善と抗がん効果抜群!若返り成分レスベラトロール

レスベラトロールにはさざざまな有益な効果が知られていますが
今回は、認知機能と抗がん効果についてです。

◆レスベラトロールにより記憶力増強作用
ドイツの研究でレスベラトロールで記憶力を改善する効果があることが分かりました。

高齢の肥満者46名を(1)レスベラトロール(200mg/日)、
(2)プラセボの2つのグループに分けてそれぞれ半年間服用し、実験を行いました。

血液検査と記憶力テスト、fMRIによる脳スキャンを行いました。
(1)レスベラトロールが(2)プラセボのグループに比べ、
・短期記憶力が向上している
・海馬の細胞間の接続が増加している
・血糖値が下がっている

ことが明らかになりました。

高齢者がレスベラトロールを高容量で服用することで、
認知機能を保護できる可能性があります。

Effects of resveratrol on memory performance, hippocampal functional connectivity, and glucose metabolism in healthy older adults.
(J Neurosci. 2014 Jun 4;34(23):7862-70. doi: 10.1523/JNEUROSCI.0385-14.2014.)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24899709


◆レスベラトロールが大脳神経を保護
アメリカの研究で、肥満モデルマウス(ob/obマウス)においてレスベラトロールに神経保護作用があることが分かりました。
肥満は大脳での酸化ストレスを高めるため、神経の変性を促進してしまいます。

実験は、レスベラトロールを3週間、毎日25mg/100gBW量を経口摂取させて実験を行いました。
レスベラトロールを食べさせた肥満マウスでは、有意に脂質の過酸化レベルが減少し、抗酸化活性が増大しました。
レスベラトロールを摂取していない肥満マウスでは、脂質過酸化レベルは有意に増大し、抗酸化酵素であるSODや抗酸化物質であるビタミンEなどの濃度が減少しました。

Resveratrol protects the brain of obese mice from oxidative damage.
(Oxid Med Cell Longev. 2013;2013:419092. doi: 10.1155/2013/419092. Epub 2013 Sep 15.)


◆レスベラトロールが体内で再生(抗がん効果)
赤ワインや赤ブドウの外皮に多く含まれるレスベラトロールには、抗がん作用があると言われていますが、体内での代謝速度が速く、抽出後もすぐに変化してしまいます。

イギリスの大学研究チームにおいて、マウス体内で代謝され硫酸塩になったレスベラトロールが細胞内において酵素の働きにより再びレスベラトロールに戻ることが分かりました。
また、再生されたレスベラトロールにも高い抗がん作用があることが確認されました。

レスベラトロールは代謝の速さや吸収率の悪さなどから、効果を明らかにするには大量のレスベラトロールの摂取が必要とされていましたが、実際にはもっと少ない量でよいかもしれないと考えられます。

Sulfate Metabolites Provide an Intracellular Pool for Resveratrol Generationand Induce Autophagy with Senescence.
(Sci Transl Med. 2013 Oct 2;5(205):205ra133.)



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