つのおブログ

2014年7月16日 水曜日

ビタミンCの増量摂取が血管健康を維持!

イギリスの研究で1日500mg以上のビタミンC摂取が、糖尿病、アテローム性動脈硬化症、心不全患者による血管機能を改善することが分かりました。

健康な被験者と患者の合計1,129名の内皮機能に及ぼすビタミンC投与の効果を調査した44件の臨床試験の結果を統合分析しました。

1日500mg以上のビタミンCの投与を受けたアテローム性動脈硬化症、糖尿病または、心不全の患者が内皮機能の改善を示し、健康な方には血管への悪影響はありませんでした。

ビタミンCは心血管疾患の二次予防のために有用な栄養介入であると考えられます。
血管の内側を覆う細胞の薄い層-内皮-血管の柔軟性を維持し、免疫系の重要な部分を形成する活性白血球の調整を含む多くの機能を果たします。
内皮機能不全は、動脈を硬化させ、慢性的に動脈に炎症を起こして高血圧の危険性を上昇させ、結果的にアテローム性動脈硬化症の発症リスクを増大させてしまいます。

内皮機能に対するビタミンCの有効な効果は、
酵素的および非酵素的合成経路の効率の高まりによる一酸化窒素の生物学的利用能の増加に起因する可能性があり、活性酸素種との交差反応性を減少させると考えられます。

Effect of vitamin C on endothelial function in health and disease: A systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials.
(Atherosclerosis. 2014 Jul;235(1):9-20. doi:
10.1016/j.atherosclerosis.2014.04.004. Epub 2014 Apr 18.)
(参照:英字サイトに飛びます) http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24792921

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2014年7月14日 月曜日

ビタミンD血中量が多いと、大腸がん患者は生存率が高い!

イギリスのエジンバラ大学の研究により、
大腸がん患者は、ビタミンDの血中量が多いと生存率が高くなることが分かりました。

大腸がんの手術を受けた患者1,600名を対象に調査したところ、
ビタミンD血中量が最高水準のグループは、最低水準のグループに比べ、大腸がんで死亡する率が半分であることが分かりました。

ビタミンD血中量が最高水準にあるグループでは、3/4の患者が5年後に生存していたのに対し、
血中量が最低水準のグループでは2/3未満しか生存していませんでした。

ビタミンDによる死亡率現象効果が高かったのは、
大腸がんステージ2(腫瘍が大きくなっているがリンパ節へ転移していない)でした。

Plasma Vitamin D Concentration Influences Survival Outcome After a Diagnosis of Colorectal Cancer.

(J Clin Oncol. 2014 Jul 7. pii: JCO.2013.54.5947.

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2014年7月10日 木曜日

ビタミンD欠乏症で死亡リスクが高まる!

ヨーロッパとアメリカの研究によって、ビタミンD低血中濃度が心血管疾患および、ガンによる死亡を含む全死因死亡のリスクが増加する原因である事が分かりました。

50~79歳の男女26,018名を対象に、4年以上12年間の血清のビタミンD濃度と死亡率間の潜在的関連性の調査が行われました。

最も低いビタミンD血中濃度の被験者は、最も血中濃度の高い被験者に比較して、全死因死亡率が1.6倍であったことが確認されました。
特に心血管疾患関連死亡率は1.4倍高いことが分かりました。
また、ビタミンD血中濃度が最も低かったガンの既往症のある被験者のガン関連死亡率が1.7倍であったことが確認されました。

ビタミンDのレベルが上昇すればするほど、死亡率が低下するという点で、用量応答があると考えられます。

Vitamin D and mortality: meta-analysis of individual participant data from a large consortium of cohort studies from Europe and the United States.
(BMJ. 2014 Jun 17;348:g3656. doi: 10.1136/bmj.g3656.)
(参照:英字サイトに飛びます) http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24938302

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2014年7月 7日 月曜日

パニック障害について

不安障害、とくにパニック障害はうつ病についで認知度も発生率も高い精神疾患です。
パニック障害は、DSM-5において、通勤・通学、家事、休息中に予測しないパニック発作が2回以上くりかえし出現する状態と定義されます。

パニック発作とは、以下の13項目のうち4個以上認められる発作のことです。
急速に症状が現れ、数分以内にピークをむかえ、20~30分で消失します。
動悸、心悸亢進
発汗
身震い
息切れ
窒息感
胸痛
吐き気
めまい
現実感喪失
コントロールできない恐怖
死の恐怖
異常感覚(うずき感)
冷感・熱感


動物は危険を予測し回避する方法を進化させてきました。それが、不安、恐怖という感情反応です。
不安、恐怖におそわれることで、危険を回避することができます。
この反応を支配しているのが、脳の扁桃体という部分です。
扁桃体をめぐる神経回路が、ストレスというスイッチが入らないのに暴走してしまうのがパニック発作というわけです。

何事も、予防が大切です。すべての疾患に共通することですが、十分な睡眠と過労を避けることです。
パニック障害は、人間の深層の不安と恐怖に根ざしているため治療は難渋することがよくあります。
なってしまったら、早めの医療的介入が必要です。
自分だけで解決しようとしないことです。

まずはお気軽にご相談ください!
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