つのおブログ

2016年9月15日 木曜日

高濃度ビタミンC点滴について

点滴療法研究会の柳澤会長が、Newsweek日本版9/6号に
高濃度ビタミンC点滴について寄稿しています。
以下要旨です。

高濃度ビタミンCを点滴静注することで、がん細胞の動きを封じ込めることが出来ます。
早期がん治療、外科手術に先立って行われる術前療法、術後のフォローアップ、化学療法や
放射線治療との併用療法、そして、「治療法がない」とみなされる高いステージの進行がんに対する
治療など、さまざまな面で注目されている。
 
高濃度のビタミンCから活性酸素である過酸化水素が発生し、これが直接がん細胞を攻撃し、細胞死に
向かわせる。しかし、正常細胞は、過酸化水素を分解するディスムターゼを豊富に持っているので、
全く影響を受けない。安全域が非常に高い療法である。

早期がんから進行、転移がんに至るどの段階のがんにも導入可能であるが、
「がんが見つかった段階」でスタートするのが理想的である。
アメリカでは、手術に至る前の術前療法の段階で、化学療法と高濃度ビタミンC点滴を組み合わせる
ケースが増えているという。手術に先立って高濃度ビタミンC点滴を行うことで、その後の転移のリスクが
低減する。放射線療法との併用では、放射線が照射された正常組織の修復が促される。
膵がんのように進行の早いものは点滴を毎日行い、前立腺がんのように進行の遅いものは
週1回程度の点滴が基本。病状に合わせて調整していく。

がん治療とQOLの改善を目的とするときは、週2~3回の投与をまず3か月続けてまず3か月続けて、
効果判定するが、多くの場合、食欲が出ている、倦怠感が消え、痛みが軽減するなど、QOLの改善を
実感される方が多い。

注意すべき点は、多発性骨髄腫の治療でベルケイドを使用する場合、慢性白血病でメソトレキセートを使用する場合、
重篤な副作用が出ることがあるので、この2点については避けるべきである。

以上です。

つのおクリニックでの料金は以下の通りです(税込)。
25g 13,000円
50g 20,000円
75g 25,000円
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投稿者 つのおクリニック